第61回自動制御連合講演会@名古屋

第61回自動制御連合講演会@名古屋


2018年11月17-18日の二日間、名古屋の南山大学で第61回自動制御連合講演会が開催され、
滑川研究室からはD2のWan,M2の関根・武藤・吉原・LiuとM1の佐藤・水野が参加しました。

17日午前中には、”超スマート社会実現に向けた計測制御技術 (1)”というセッションでWanの発表がありました。
タイトルは”Optimal Scheduling of Connected and Automated Vehicles at Urban Intersections via MILP”でした。

さらに午後にはたくさんの発表があり、まず”非協調・非協力の動的システム科学と制御”というセッションで”高速道路走行における電気自動車の階層型非協力充電スケジューリング問題”というタイトルで吉原が発表しました。

“超スマート社会実現に向けた計測制御技術 (2)”というセッションでは”待ち行列を考慮したモデル予測制御に基づくEV充電最適スケジューリング算出と電力潮流最適化”というタイトルで水野が発表しました。
水野ははじめての学会発表でした。

続けて”電力システム(2)”というセッションで”反復勾配法を用いた分散型電源を含む連系電力系統の負荷周波数制御”なるタイトルで関根が発表しました。
M2になると学会発表にもだいぶ余裕がある様子でした。

1日目の夜にはバンケットが開催され、様々な人と親交を深めました。ご飯もおいしかったですね!

18日の朝一番目のセッションでは、残りの三人が発表を行いました。
まず”システムセキュリティ”というセッションで”攻撃存在下でのセキュア状態推定問題における連続時間分散オブザーバ設計”なるタイトルでM1の佐藤が発表しました。
理論的な内容が多く、質疑応答も白熱した様子でした。

さらに”次世代EMS構築のための経済・物理・制御の融合展開 (1)”というセッションでは、
“Price and Energy Demand Optimization in the Microgrids-Manager System”というタイトルでM2のLiuが、
“通信遅延を考慮した電力市場取引におけるPassivity-Shortに基づく安定性解析”というタイトルでM2の武藤が発表しました。
Passivity-Shortは最近流行りの概念なので、たくさん研究している人がいて武藤も楽しそうです。

集合写真もしっかり撮影!

発表のない時間は楽しく観光しました!これも学会発表の醍醐味ですね。


また、滑川研究室OBで、現在富士通研究所で働かれている大川さんも学会に参加されていました。奇遇ですね~。

次の学会発表は3月のマルチシンポジウムです。現在皆さん頑張って論文執筆中です。ますます研究に励んでいきましょう!